ソフトバンクエアー(Softbank Air)のメリットデメリットは?光回線やWiMAXとの比較も

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)は、自宅に設置する据え置き型のホームルーターです。

固定回線のようにケーブルを引く必要はなく、ソフトバンクの携帯基地局から送信される5Gや4G LTEの電波を受信し、それをWi-Fi電波に変換して室内に再送信することでインターネット接続を提供します。スマホやパソコンなどの機器はこのWi-Fi電波を受け取ってネットに繋がる仕組みです。

使用している通信技術は、主にソフトバンクの5G(高速通信)と4G LTEで、対応エリア内であれば5G回線にも接続可能です(エリア外では4Gで通信)。

現行機種の「Airターミナル5」および最新の「Airターミナル6」はこれらに対応しており、最大下り通信速度は理論値で2.1Gbpsとされています。Wi-Fi規格は最新のWi-Fi6(IEEE 802.11ax)までサポートし、最大128台もの機器を同時接続できるキャパシティがあります。

また本体背面には有線LANポートも2口あり、パソコンなどを直接LANケーブルで繋いで安定した通信を行うことも可能です。

ソフトバンクエアー本体(Airターミナル)の設置は非常に手軽で、工事不要で使える点が大きな特徴です。

自宅に届いた機器をコンセントに差し込み電源を入れるだけで、自動的に周辺のソフトバンクの電波を受信してくれます。その後、本体に記載されたSSID(ネットワーク名)とパスワードでスマホやPCをWi-Fi接続すれば、すぐにインターネット利用が可能になります。

煩雑な初期設定や専門知識はほとんど不要で、まさに「置くだけですぐに使える」手軽さが魅力のサービスです。


導入方法(申し込み〜初期設定)

申し込み方法

ソフトバンクエアーは、ソフトバンクショップや家電量販店で申し込めるほか、公式サイトや代理店のWebページからオンラインで契約することもできます。

オンライン申し込みの場合は宅配でAirターミナルが送られてきます。ショップ店頭で申し込む場合、その場で端末を受け取って当日から利用開始することも可能です(在庫がある店舗に限ります。事前に取扱店に在庫確認をしておくと安心です)。

契約の際には、利用予定の住所がサービス提供エリア内かどうか事前確認しておきましょう。公式サイトのエリアマップや住所リストで5G/4Gの提供エリアを検索できます。

初期設定の手順

  1. 端末の受け取り・設置: Airターミナルが手元に届いたら、設置場所を決めてコンセントに電源アダプターを挿します。できれば窓際など電波を受信しやすい場所に置くと良いでしょう。電源を入れると、端末のランプが点灯しソフトバンクの電波を掴みにいきます。5つのランプが全て緑色に点灯すれば電波受信は正常で、インターネット回線の準備完了です。
  2. Wi-Fi設定: お手持ちのスマホやパソコンをAirターミナルのWi-Fiに接続します。端末本体の側面または底面に記載されたSSID(ネットワーク名)と暗号キー(パスワード)を確認し、スマホ/PCのWi-Fi設定画面でそのSSIDを選択、キーを入力して接続します。正しく接続できれば、端末のWi-Fiランプが点灯しインターネット利用が可能になります。

以上で設定完了です。本当にコンセントに挿して繋ぐだけで、自宅がWi-Fi環境になる手軽さです。初めてでも迷わないよう、同梱のクイックスタートガイドや本体のランプ表示もわかりやすく設計されています。

万一うまく繋がらない場合は、設置場所を変えてみる(窓際に置く、床から離す等)ことで改善するケースがあります。

また、ソフトバンクエアーには初期契約解除制度(クーリングオフに類似する制度)が適用されます。利用開始後に「電波が入らない/極端に遅い」などサービスが十分受けられないと感じた場合、契約書受領日から8日以内であれば違約金なしで解約可能です。

実際のユーザーの声でも「繋がりにくい場合は初期契約解除を検討した方がよい」といったアドバイスがあります。まずは試してみて、問題なく使えるか確認すると良いでしょう。

設置時の注意点として、Airターミナルは精密機器なので直射日光が当たる場所や高温多湿となる場所は避けてください。また電子レンジ稼働中は電波干渉する場合があるため、電子レンジの近くも避けた方が無難です。基本的にはコンセントさえあれば家中どこへでも移動可能なので、ご自宅の中で電波状態が良好なベストポジションを探して設置してみましょう。


メリット・デメリット

実際にSoftBank Airを利用する上でのメリット・デメリットを、通信速度や安定性、使い勝手の観点から整理します。

メリット

  • 工事不要ですぐ使える: 光回線のような開通工事が一切不要で、端末到着当日からネットが使えます。コンセントに挿すだけという圧倒的な手軽さは大きな利点で、設定もほぼ自動で完了します。面倒な作業が苦手な人でも安心です。
  • 引っ越しに強い: 据え置き型ではありますが契約住所の変更手続きをすれば引越し先でも継続利用可能です。固定回線と違って引越し工事の予約・待機が不要で、新居でコンセントに挿せば即日ネット利用OKなので、頻繁に引っ越す方にも向いています。
  • データ容量無制限: 月間のデータ使用量に明確な上限がなく、使い放題で利用できます。動画視聴やゲームプレイもパケット制限を気にせず楽しめるのはメリットです(※ネットワーク混雑時には速度制御が入る場合があります)。
  • 日中は十分な通信速度: 環境によりますが下り通信速度は数十Mbps〜100Mbps前後出るケースが多く、特に利用者の少ない昼間などは快適との声があります。実測では平均下り約100Mbpsというデータもあり、高画質動画の視聴やオンラインゲームも概ね支障なくこなせる水準です。
  • スマホとのセット割引: SoftBankまたはY!mobileのスマホを使っている場合、ソフトバンクエアーとの併用で毎月のスマホ料金が割引になる「おうち割 光セット」の対象になります。例えばソフトバンクスマホなら最大1,100円/月、ワイモバイルなら最大1,650円/月の割引が受けられ、家族のスマホも含めてトータルの通信コストを下げられる点はメリットと言えます。
  • 多台数接続に対応: 同時接続できる端末台数が最大128台と非常に多く、家族みんなのスマホ・PC・ゲーム機・スマート家電などをまとめて繋いでも余裕があります。ユーザーからも「複数端末で同時に使っても問題なく安定している」という口コミがあり、家族利用でも十分実用的との評価です。

デメリット

  • 通信速度・安定性が環境に左右される: 無線通信ゆえに、利用場所の電波状況や時間帯によって速度のばらつきがあります。特に利用者が増える夜間や週末は通信速度が落ちるという不満の声が多く、実測でも夜は下り数Mbps〜数十Mbps程度に低下することがあります。またアップロード速度も控えめで、平均で10Mbps前後と光回線に比べると物足りない数字です。リアルタイム性が重要なオンライン対戦ゲームや、安定したアップロードを必要とする動画配信には不向きです。
  • エリアや天候によっては繋がりにくい: サービスエリア内でも建物の構造や周囲の環境によって電波が弱い場合があります。特に地方や山間部など基地局から遠い場所では十分な速度が出ないことがあります。また悪天候時に不安定になる傾向も指摘されており、「大雨の日は通信が途切れた」「天候が悪いと速度が落ちる」といった口コミも見られます。無線の弱点として覚えておく必要があります。
  • 高速通信(5G)が使えない場合がある: 対応エリア外の地域では5Gではなく4G LTE回線での接続になります。4Gでも通常利用には問題ない速度は出ますが、地域によっては下り数十Mbps程度しか出ないケースや、そもそも電波が弱いケースもあります。特に都市部以外や対応エリア境界では注意が必要です。自宅が5Gエリアかどうかは事前に提供エリアマップで確認しましょう。
  • 速度制限の可能性: ソフトバンクエアーは明確なデータ容量上限はありませんが、ネットワークの安定運用のための速度制御が入る場合があります。公式にも「利用が集中する時間帯は通信速度が低下する場合がある」と明記されており、大量のデータ通信が続くと一時的に速度が絞られることがあります。実際に使って「極端な制限は感じない」とのユーザー報告もありますが、使い放題とはいえベストエフォート(環境次第)のサービスである点は理解しておきましょう。
  • 端末代金・解約時の負担: Airターミナルの端末代金は税込71,280円と高額ですが、基本的に36回または48回の分割払いと同額の割引適用で実質無料になります。そのため長期利用する分には問題ありませんが、短期で解約する場合は残債の一括精算が発生します。途中解約時に高額な残債が発生しやすい点はデメリットで、「端末代がネック」「解約時の負担が大きい」との指摘もあります。契約期間の縛り自体はなく違約金0円ですが、端末分割の仕組み上、少なくとも割引適用期間(3〜4年)は使い続ける前提で契約した方が経済的です。
  • サポート面: ソフトバンクエアー契約者向けのサポート窓口は電話・チャット・対面など用意されていますが、ユーザーからは「サポート電話がなかなか繋がらない」という不満も散見されます。一方でチャット対応はスムーズだったとの声もあり、問い合わせ手段によって印象が分かれるようです。万一の故障時などに備えてカスタマーサポートの評判も頭に入れておくとよいでしょう。

他社比較(WiMAXや光回線との比較)

ソフトバンクエアーと、同じく工事不要で使える他社ホームルーター(代表例: WiMAX+5G)や、従来型の光回線との違いを比較します。それぞれ料金や通信速度、対応エリアの特徴が異なるため、どんなユーザーに向いているかも含めて解説します。

SoftBank Air vs WiMAX(ホームルーター)

ソフトバンクエアーとよく比較されるのが、UQコミュニケーションズの提供するWiMAX回線を使ったホームルーター(例えば「Speed Wi-Fi HOME 5G L11/L12」など)です。両者ともに工事不要・コンセント接続だけで使える据え置き型Wi-Fiサービスですが、その通信速度や料金体系に違いがあります。

通信速度: WiMAXホームルーターは下り最大4.2Gbps(WiMAX 5G対応時)と公称されており、ソフトバンクエアー(下り最大2.1Gbps)より理論上は高速です。実際の平均速度を比べても、WiMAXが下り約150Mbps、上り約18Mbps程度、ソフトバンクエアーが下り約100Mbps、上り約10Mbps程度とWiMAXの方がやや速いというデータがあります。どちらも日常利用には十分なスピードですが、速度重視ならWiMAXが有利と言えるでしょう。

料金: 月額料金はプロバイダや契約プランによって異なりますが、WiMAXの方がやや安い傾向があります。例えばある比較では、WiMAXホームルーターが月額約4,818円(定価、プロバイダ割引適用後はさらに安くなる場合あり)、ソフトバンクエアーは月額5,368円(定価)で、エアーの方が若干高めとの結果でした。ただしソフトバンクエアーは前述の通り契約から最初の2年間は2,970円/月に割引されるキャンペーンを行っているため、長期割引を加味すれば契約初期の実質負担は互角です。またWiMAXもプロバイダ経由で初月大幅割引やキャッシュバックがある場合が多く、実質負担額は契約先によって差がでます。いずれにせよ標準的な利用では両者とも月額4千〜5千円台程度と考えておくとよいでしょう。

対応エリア: SoftBank Airはソフトバンクの4G/5Gネットワーク網を使用し、WiMAXはauの4G/5Gネットワーク(+かつてのWiMAX2+回線)を使用します。一般的にau回線(WiMAX)の方が地方や山間部までエリアが広い傾向がありますが、ソフトバンク回線も都市部から郊外まで幅広くカバーしています。ご自宅の所在地でどちらの電波が入りやすいかは事前チェックがおすすめです。

その他特徴: ソフトバンクエアーはソフトバンク/Y!mobileスマホとのセット割引があるため、既にソフトバンク系スマホを使っている人にはお得です。一方でWiMAXはauやUQ mobileのスマホとのセット割引が用意されており(auなら最大1,100円/月割引など)、端末代金についてはWiMAXルーターが機種にもよりますが2〜3万円程度で、36回割賦+割引で実質無料になる点はソフトバンクエアーと同様。ただソフトバンクエアーの端末代は7万円超と高額なため、短期利用での解約時には残債リスクが高い点には注意が必要です。

どんなユーザーに最適か(Air vs WiMAX): ソフトバンクエアーはソフトバンクまたはワイモバイルのスマホユーザーに向いています。スマホセット割引で通信費全体を下げられるため、家族も含めソフトバンク系でまとめている方にはメリットが大きいでしょう。また通信速度よりも手軽さ重視で、「とにかく工事不要で家にネットを引きたい」というニーズにもマッチします。一方、ソフトバンク以外のスマホを使っている人や、夜間の速度低下をできるだけ抑えたい人にはWiMAXのホームルーターが人気です。WiMAXは5G対応で速度面のポテンシャルが高く、提供エリアも広いため、特に地方在住でソフトバンクエアーがエリア外だった人などにも代替策となります。総じて「速さ重視・料金重視ならWiMAX、有利なセット割が使えるならSoftBank Air」という棲み分けです。

SoftBank Air vs 光回線(固定回線)

次に、光ファイバーを使った従来型の光回線サービスとソフトバンクエアーを比較します。代表的な光回線としてソフトバンク光(NTTのフレッツ光回線網を使用)を例に挙げます。

通信速度と安定性: 光回線は物理的なケーブル接続のため、最大1Gbps(1000Mbps)クラスの高速通信が安定して利用できる点が最大のメリットです。実際の平均速度でも、例えばソフトバンク光では下り約316Mbps・上り約281Mbpsと非常に高速で、ソフトバンクエアー(下り平均約100Mbps・上り約10Mbps)とは大きな開きがあります。オンラインゲームのプレイや高画質動画の同時ストリーミング、大容量ファイルのアップロードなどヘビーなネット利用には光回線が圧倒的に有利です。また通信の安定性・低遅延(Pingの低さ)も光回線の強みで、時間帯や天候による速度変動がほとんどありません。

料金: 光回線の月額料金は戸建てかマンションかで異なりますが、おおよそ月5,000〜6,000円前後が相場です(マンションタイプで4,000円台〜、戸建てタイプで6,000円弱程度)。ソフトバンクエアーの定価(月5,368円)と比べても大きくは変わりません。ただし光回線は初期工事費(通常数万円程度)が発生しますが、最近はキャンペーンで工事費実質無料(分割払い分を月々割引)になるケースが多く、長期利用なら工事費負担は気にならないこともあります。スマホとのセット割引もSoftBank Air同様に「おうち割 光セット」が適用でき、割引額も同等です。したがって月額費用面では、短期利用なら工事費不要のSoftBank Air、有線品質を求め長期利用するなら光回線といった判断になります。

導入までの手間: 最大の違いは導入ハードルで、光回線は申し込みから開通工事まで通常数週間はかかります。自宅に業者が来て工事を行う必要があり、スケジュール調整や立ち会いも必要です。一方SoftBank Airは申し込みから数日で端末が届き、自分で設置するだけですぐ使えるため、スピード導入が可能です。すぐにネット環境が欲しい場合や、マンションの事情で回線工事が難しい場合などには光回線よりSoftBank Airが適しています。

どんなユーザーに最適か(Air vs 光): 通信品質を最重視するユーザーにはやはり光回線が最適です。オンラインゲームで対戦をしたり、動画配信や大量のクラウドデータ同期を行うようなケースでは、上り下りとも安定して高速な光回線の方がストレスがありません。「ネットはライフライン!」というヘビーユーザーや在宅勤務で大容量ファイルのやりとりが日常的にある人には光回線が勧められます。一方でとにかく手軽にネットを引きたい人、例えば一人暮らしで短期間しか住まない予定だったり、賃貸で工事が許可されない場合などにはSoftBank Airが適しています。また引越しや転勤が多い人も、その度に光回線工事をするのは大変なので据え置きWi-Fiの方が利便性が高いでしょう。総合すると、ライトユーザーや工事不可の環境ならSoftBank Air、ヘビーユーザーやこだわり派なら光回線という住み分けです。


実際のユーザー口コミ・評判

最後に、ソフトバンクエアー利用者の口コミ・評判を紹介します。良い評価と悪い評価の両面から実際の使用感を見てみましょう。以下、引用はネット上の口コミや比較サイトの調査より。

良い口コミ・評判

  • 「工事不要ですぐ使えるし設定が簡単!」 … 光回線のような工事をしなくていい点を評価する声が多く、届いたその日にコンセントに挿すだけでWi-Fiが使える手軽さに満足するユーザーが目立ちます。専門知識がなくても難なく設置できるので、ネット初心者でも安心とのコメントもあります。
  • 「複数台つないでも問題ないし、安定性はすごく高い」 … ソフトバンクエアーは同時接続台数が多いですが、実際に「スマホとPCを同時接続しても支障なく使えた」「家族で使っても十分安定している」といった口コミも見られます。一人暮らしはもちろん、家族みんなで動画視聴やネット利用をしても大きな速度低下がない点を好意的に評価するユーザーもいます。
  • 「昼間は思ったより速い」 … 日中や深夜帯など回線が空いている時間は予想以上に快適との意見もあります。環境によりますが「下り50〜100Mbps程度出ており通常利用には問題なし」という報告や、オンライン会議やYouTube視聴もスムーズだったとの声もあります。常時最大速度が必要なわけではない一般ユーザーにとっては、十分満足できる速さだという口コミも多数見受けられます。

悪い口コミ・評判

  • 「夜になると遅い…」 … 時間帯による速度低下を指摘する声が非常に多いです。特に利用者の増える夜間(19〜23時頃)や週末は顕著で、「夕方以降は動画がカクつく」「週末の夜は回線が死んでいる」など辛辣な意見もあります。実測値でも夜は下り数Mbps程度まで落ち込んだという報告があり、混雑時の遅さに不満を感じているユーザーが目立ちます。
  • 「エリア内なのに繋がりにくい…」 … 電波状況に関する不満も散見されます。「マンションの高層階だと電波が不安定」「山間部では圏内でもスピードが出ない」といったケースや、「大雨の日は通信が途切れることがあった」という声もありました。天候や周囲の環境によっては期待通りの速度が出ない場合もあり、利用環境によって評価が分かれるようです。
  • 「値段の割に速度が出ない」 … 月額料金が5千円程度とかかる割には、光回線に比べて速度が見劣りするという指摘です。「正直、光が引けるなら光回線の方がいい」「スマホのテザリングでも同じくらいの速度では?」といった厳しい意見も一部で見られました。ただしこのあたりは使い方次第という面もあり、ライトユーザーであれば問題ない速度との反論もあります。

総合すると、ソフトバンクエアーの評判は「手軽さ・利便性」を評価する声と、「速度・安定性」に不満を述べる声の両方がある状況です。特に普段使いでは快適だが夜になると遅い、といった指摘が多く、まさにメリット・デメリットで述べた内容がそのままユーザー評価に表れている印象です。とはいえ、工事不要でここまで使える点を支持する意見も根強く、通信量無制限であることから「光回線が引けない事情があるなら十分アリ」という声もあります。

口コミを踏まえたアドバイスとして、契約前にエリアや速度の確認をしっかり行うことが大事です。可能であれば周囲でSoftBank Airを使っている人の評判を聞いてみたり、先述の初期契約解除制度を念頭にお試し感覚で使ってみるのも良いでしょう。自分の利用環境・用途にマッチすれば、ソフトバンクエアーは工事不要で快適な自宅インターネットを実現してくれる心強いサービスと言えます。ぜひメリット・デメリットを踏まえて、ご自身に最適なネット回線かどうか判断してみてください。